ブログ「竜王五代」の案内

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「竜王五代」とは :一番初期の紹介文。


 ご意見・ご感想・誤字脱字誤用の指摘コメントはご自由にどうぞ('20/5追記)。

「廻転車」、ね

 四十年か五十年ほど前の翻訳小説を読んでいるが、しばしば言葉が古臭い。西洋慣れしていない。今回は、「廻転車」なるものが出てきた。「ジェットコースター」は「ジェット・コースター」なのに「廻転車」である。まあ、メリーゴーラウンドのことで間違いないのだろうが。テレビの機械を「受像機」と呼ぶような感じで、機能で呼んでいるわけか。
 メリーゴーラウンドが「としまえん」で営業しだしたのが1971年だというから、当時は一般的でなかったのだろうな。*1

 と、ここまで書いて、元の単語が"merry-go-round"*2じゃなくて「廻転車」にあたるような硬い言葉("whirligig"とか?)だった可能性に思い当たった。さて実際はどうなのだろう?
 また、されど、「ジェットコースター」というのは実は和製英語で向こうでは"roller coaster"だそうだから、つまりは訳語を当てていることになる。なら翻訳者は分かりやすい言葉として、わざわざ「廻転車」を選んだということなのか。

 

 ルビ含んで「競技用自動車レイス・カー」というのも出てきた。漢字で意味説明する必要があると考えられていて、しかも「レース」ではなくて「レイス」と来た!

*1:メリーゴーラウンド - Wikipedia

*2:"merry-go-round"ってつまりは「回って(go-round)楽しい(merry)」という、あだ名みたいなものなのか。

「狐霊の檻 」廣嶋玲子・著

www.komineshoten.co.jp

 富をもたらすがゆえに、とある一族の屋敷に囚われてしまった狐の精霊と(稲荷っぽくはないな)、精霊の同情を惹くために世話係として買われてきた孤児の少女の、屋敷からの脱出譚である。廣嶋玲子先生らしく、またジュニア向けということもあって、とんとん拍子に素直な結末に持っていかれるので、安心して読める本である(ただ、物語の図式自体は同じ作者の「鵺の家」、のちに改題して「鳥籠の家」、と、よく似ているので既視感があった)

 平八郎と犬丸、二人のヒーロー候補の真贋が明らかになっていく過程は読んでいて楽しみであった。狐の精霊あぐりこと少女千代、二人の思わぬ結縁が当初の思惑と異なる別の幸せなゴールに転がっていくのも興味深い。ただ、最後は、かの一族はこうして報われました、ではなくて三人は幸せになりました、めでたしめでたし、で締めて欲しかった。

 

 と、物語自体は素直に面白かったと言えるのだが、設定については思うところもいくつかあった。

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餡とパン

 アンコとパンの取り合わせはいろいろあるけど、今のところの評価。

 

アンぱん>あんデニッシュ≧あんツイスト≫あんブレッド

 

  • アンぱん シンプル・イズ・ベスト
  • あんデニッシュ 柔らかくてサクサクした食感のデニッシュ生地とアンの取り合わせは良
  • あんツイスト 生地はデニッシュなので上記と同様。さっくりと食べやすい。
  • あんブレッド 食パンにアンを練りこんだもの。スポンジのような生地ではアンを受け止められず、練りこまれて変形したアンも本来のうまさを発揮できていない。

『バランスパワー(食品)』の評価

総論

 ハマダコンフェクトの『バランスパワー』なる、『カロリーメイト』の亜流を食べてみた。

 値段は2割方安いのだが、カロリーもカロリーメイトの7割方だから相応と言っていい。道理で同じ本数食べても腹に溜まらないわけである。あと、毒でもなかろうに食べるのは一日2本に抑えておけ、とお願いが入っているのはどういうわけだろう。

 以下、それぞれの味の食感を述べる。

果実たっぷり

 柔らかくて甘い。形はともかく、チョコの代わりに干しブドウなどが入った『カントリーマアム』という感じ。菓子っぽいところは好みが分かれるところだと思う。

ブラックカカオ

 硬めのチョコクッキーという感じ。控えめにして必要十分なチョコ味、砕きアーモンド風のつぶつぶもあってカリカリして、甘いではなく美味い。
 それにしても「果実たっぷり」とはまるっきり食感が異なる。カロリーメイトライトミールブロックは味によってそこまで変わることはないぞ。

竜王の城の連続性

 DQ1DQ2竜王の城、この二つは、同じものがそのままあり続けたものか、それとも(一度はなくなって)再建されたものか、どちらでしょう?

 ラスボスが倒されると同時に消失してしまうラストダンジョンが多い中で、DQ1竜王の城はオリジナル(FC)版もリメイク版以降も、エンディングまで城のグラフィックが残り続けます。これだけでも、そのままのちの時代まで残ったのだ、と考えてもいいくらいです。

 また、途中のW字型の構造や、そこから上に登った先のロトの剣の小部屋の存在、最深部の一つ手前の階の広間、そして最深部の宮殿など、構造の類似も連続性を与えています。

 逆に、別物ではないかと感じさせられる要素としては、まず、構造材の違いです。DQ1では石造でしたが、DQ2では土の洞窟に変わっています。まあ、これは、ゲームを作成するときのマップチップの都合でしょう。年月が経っているのですから風化して泥に覆われるようになった、と理由付けすることもできるでしょう。

 問題は、リメイクにあたってDQ1の方では竜王の城は小山の上に位置するようになったのに、DQ2では相変わらず平地にあることです。地下迷宮は小山の中にあると感じるのが自然なわけで、リメイク版だと、山ごと消失したのではと考えてもおかしくないのではないでしょうか?

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竜王の城地下迷宮のイメージ図

 さらに、DQ2では地上部の城が消失していることも挙げられます。これは、オリジナルでは直接地下道に入る形になっていたのが、リメイクにあたって地上の廃墟が描写されることで一層強化されました。地上の城がなくなるほどなのに、地下部分が原型に近いまま残っているというのも不思議なものです。

 ところでこの場合、マップ上の城のアイコンはなんなのでしょう? 城が無くなっているなら無くなっているで、洞窟のアイコンに置き換えても良さそうなものですが、城跡を示す地図記号のようなものでしょうか?