2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「白の王」の数字感覚

廣嶋玲子先生の書かれたファンタジー小説「白の王」、いい話だと思う。 『白の王』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター しかし、重箱の隅をつつくような話だが、私とは数字の感覚が合わない点が三つある。それを書いておく。 人狩りの噂のこと 死繰り…

ガラスの動物たち

加納朋子先生の「ガラスの麒麟」から始めて、そういえば題名だけ知っていて中身も何も知らないな、と高木敏子先生の「ガラスのうさぎ」を読み、ついでと言っては何ながら、題名が「ガラスの(動物名)」となっているものとして、新堂冬樹先生の「硝子の鳥」…