対語のようでいて

 たとえば、「明るい」と「暗い」。これは確かに対語である。

 しかしこれらに「記」の一字を付け足して作られた熟語のうち、「明記」の方ははっきりと記述することだし、「暗記」の方は(まるで陰で記しているかのように)覚え込むことで、全然意味が違う。

 こういう対語のようでいてそうじゃないもの、他にもないかな?