道徳ある戦争

 マイクル・ムアコックの「永遠のチャンピオン」に似た話になるが、こういうのを思い付いた。

 AB二つの勢力があるとする。Aは、大量破壊兵器保有しているが、それを使用して敵Bを全滅させるのはあまりに罪深いと躊躇していることで、AとBの通常戦争が成り立ち、果てしない戦いとなっている。

 そこでA側の勇者が、Bの住宅地だけを保護するなどで、B側の人命だけを保証することでB側の命以外全てを吹き飛ばさせ、戦争を終結させる。

 過程にしろその後にしろ、苦い物語になりそうだ。