竜王のひ孫と

竜王の頭部

鉄腕アトムではあるまいし、あの黒くてハート型の頭ではちょっとシリアスになると合わないと思ったので、「竜王のひ孫と」中では少々強引ながら兜ということにさせて頂きました。イメージとしては日本の戦国武将がかぶっている様な兜と面頬ですね。 あと、「…

旧版・竜王のひ孫と(その三・地底宮殿)

お断り:この文章は、大きく改稿されました。改稿後のものはリンク先を見て下さい。 階段の下には、堅固な地下道が続いていた。 「私、安心したわ。崩れたりしたらどうしようと思って」 「いや、ムラサキ。それは冗談ではなさそうだ」 サスケは、分岐点で、…

竜王のひ孫と(その二・竜王の城廃墟)

ラダトームを出港して竜王の島に着くまで、わずかしかかからなかった。「なあ、なんでご先祖様もこうしなかったのかな?」 舳先に立って行く手にある竜王の島に目を輝かせていたロウガがひょいと口にした一言に、流石のサスケも憮然として答えた。「竜王の出…

旧版・竜王のひ孫と(その一・ラダトーム)

改版へ移動する 宿敵・大神官ハーゴンへの手がかりを求めて、古都ラダトームを訪れたロトの勇者たち三人。そこで、勇者の一人・サマルトリアのサスケは気掛かりな噂を耳にしたのだった。 「竜王だってー!」 サスケがその噂のことを紹介した途端、まるで戦闘…

メモ・Ⅱの三人

ひ孫と絡めるための、Ⅱの主人公たち3人の名前の案のメモ ・ロゥガ ・サスケ ・ムシャ 判りやすく出身国と頭文字を揃え、思い切って日本語っぽくしてみた。武闘派っぽいな。 ひ孫本人の名前も決めないといけないな。竜王のリュオ(この創作では、「りゅうお…

「竜王の城」の奥底にある地下宮殿、日の射さぬこの場所にも夜はある。 そこで、今、一つの生きものが目を覚まそうとしていた。 (挿し絵) 「ふにゅ?」 その生き物は、小さな身体に見合わぬ大きな瞳を開けた。何か、違う。生き物は古の竜より受け継いだ感…