Ⅱキャラクターについて(備忘)

 「竜王のひ孫と」で登場させた四人について、性格など。

ローレシアのロウガ
 パーティーの他二人に比べて特に若い(15歳くらい?)。冒険に対しては、姉妹国ムーンブルクを滅ぼしたハーゴンを倒すことよりも、自分の力を試すことや気ままな旅を楽しむ気持ちの方が強い。
 背丈もまだ低くてまだまだ少年だが、その人並み外れた筋力や素早さ・動物じみた直感は、ロウガを恐るべき戦士としている。

サマルトリアのサスケ
 年齢は18歳ぐらい、整った容姿を持った長身の青年。頭の回転も速く世事にも長けている。旅先で人々から話を聞き込んでくるのも彼なら、宿を取ったり買い物の交渉に当るのも彼であり、戦闘でもロウガを前に立てムラサキを背に守りつつ、的確な指示を二人に与える司令塔役を務める、実質的なリーダーである。

ムーンブルクのムラサキ
 年齢19歳くらい、サスケと同い年かわずかに年上。紫色の髪の美女。
 頭はよいが、母国を滅ぼしたハーゴンとモンスターへの復讐に燃えており、それに捉われる時もある。
 魔法の天才を自負する。
 上品ぶってはいるが実は熱血であり、ロウガとパーティー最強を巡って競うところもある。

竜王のひ孫リュオ
 年齢50歳ぐらい、ⅠとⅡの中間ぐらいに生まれたが、未だ妙齢で、精神年齢も見た目相応。
 外見は人間そのものでドラゴンらしいところは一切ない。黒く長い髪の美女。ゆったりとしたローブを身に纏っているためわかりづらいが実はかなりのグラマー。
 そこらのモンスターに負けない程度には強い。一人で隠者のような生活は送ってはいるが人間は嫌いではない。一方曽祖父竜王を尊敬する気持ちももっている。


 リュオを語り手にしてⅡを一通り書いてみたいとは思っている。地脈占いなどで三人の動向を窺っているのが主で、たまに勇者三人やハーゴンどもが尋ねてきたりする。