「ロトの盾」について思いつき

 2にはあるけれど1にはない「ロトの盾」、では1の時代に「ロトの盾」はどうなっていたのか、というのはロトシリーズの謎の一つです。

 これに対する解釈の一つとして、1の「水鏡の盾」が後の「ロトの盾」なんだというものがあります。根拠は、防御力の数値が同じであることだそうです。「ロトの剣」の攻撃力が1と2で同じであることを思えば一理あります(この説によれば、3の「勇者の盾」⇒「ロトの盾」というのは後付けなので脇に置くそうです)。
 しかし、店売り物が伝説の一品に化けるなんて興醒めだ、という目で以前は見ていました。

 さてしかし、ドラクエ1は一人旅です。同じ装備を(同時に)複数買うことはできません。つまり、店に、ある商品が一つしか並んでない(時もある)と脳内補完してもかまわないのではないか、と思いつきました。それに、「ロトの鎧」も一般人であるドムドーラの武器屋ゆきのふが所有していました。

 つまりは、1でメルキドで売られていた「水鏡の盾」こそが「ロトの盾」であり、その際、店にはそれ一点しか並んでいなかったと考えるのです。
 名前が違うのも、由来の忘れられた「勇者の盾」に、3でも(店売りだったとはいえ)高性能だった「水鏡の盾」の名前が冠されたのではないかと思えば、納得できなくもありません。

追記

2009/12/17(木) 午前 0:36

 とはいえ、2の時代にはロトの盾があるんですから、1と2の間にサマルトリアの血を引く人間が探索に行くようなドラマがあってもいいのではと思うのです。で、いろいろ探しまわった末に、ずっと旅をともにしていた1の勇者の水鏡の盾こそがロトの盾だと気がつく「青い鳥」展開が待っている、と。

2009/12/23(水) 午後 7:05

 さてしかし、あのロトの紋章が付いている盾の由来が分からなくなるとも思えない。ああいうのはわりと簡単に加工できるものなのだろうか? 加工を受け付ける堅い金属と言うのも、ナァ。

2013/2/21(木) 午後 10:04

 学術的に、ロトの盾だと証明するのもありか。