「ロト」という称号

 これは、某所で見かけたものを自分なりにまとめた覚え書きです。

 アレフガルドには「ロト」という称号や、伝説の武具が古くから伝わっています。ここから3勇者の前に、伝承の元となったロトと呼ばれる人物がいたと考えることもできます(そういう考えに則ったのが「精霊ルビス伝説」です)。
 しかし、史実を見ると、救世主を意味する「キリスト」、あるいは悟りを開いた人を意味する「ブッダ」、いずれも概念は存在し、しばしばそう目される人も出現しましたが、決定打となるイエスや釈迦の登場とともに事実上彼らの別名として固定されました。
 つまり、概念だけ先行していたとすれば、原ロトという人物を想定する必要はないのではないかということです。