街道沿いの宿泊施設は、ところどころにあっても役に立たない。毎日次の宿を当てにできるから旅を行えるのであり、そうした旅の需要が広汎にあるから宿屋が成立するのである。後述するように、旅籠の料金は非常に広い範囲で一定しており、これも、広汎な旅の需要と供給の結果としか考えられない。
というのは、目からウロコが落ちました。
つまりDQ世界の宿と言うのは、ところどころにあって役に立たない宿であり、宿の料金が一定でないのは、旅の需要がない(=交通や商業が発達していない)というのを意味しているのだろう。後半宿がべらぼうに高いのは、戦地で札束はたいて無理に止めてもらっていることを示しているんじゃなかろうか。
例外的に宿が安い(1人1泊1G)なラダトームは、集う勇者たちを支援する体制があることを示しているものではないでしょうか。