拍手のお返事その5

「宿と経済」は高価なのか?http://blogs.yahoo.co.jp/ryuougodai/69501794.htmlの記事についてです。

>「けむらあ」さんへ(2014/6/27付)

>旅の需要ですか~。旅の商人をはじめ旅人は結構いる気がしますけど、どうなんですかね。
魔物がうろついてることを考えると、気軽にできるものではないのだろうと思いますが。1の商人の仲間が殺されたって台詞から>考えても。

 これはRPGで冒険者という職業がメジャーなのかどうかという問題にも似ると思うんですね。


>ゴールドの価値については考えるだけ無駄だと思ってますw
>酒場でビールが一杯2ゴールドとか言われたらもう分からないw

 それはそうかも。宿の値段だって、おそらくゴールドの主な支出先であろう装備と比較すると、ほとんどタダみたいなものではないですかね? いや、それならそれで街の雰囲気を出す材料にならないかしら。

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「邪神の像」関連  http://blogs.yahoo.co.jp/ryuougodai/34316566.htmlほか

>「けむらあ」さんへ

2014/7/27付け
>邪神の像の奇跡は、本来は邪神を信仰する力によって引き起こされるなんてことはないですかね。つまり信者であれば像がなくても自由に移動ができるけど、王子たちは信者ではないので像が必要だったとか。

>とか考えてみたのですが、ペルポイの牢獄のじいさんを忘れていました……。

*「だいしんかんハーゴン
  ロンダルキアの やまやまに。
*「じゃしんのぞうを もつものだけが
  ロンダルキアへの みちを ひらく
  ことが できるそうじゃ。


>このじいさんリメイク版だと完全に信者に変更されてますが、言っている内容は一緒。やはり信者であっても像がないと洞窟に入れないし、おそらく二階にも上がれないってことなんですかね。ということは信者は全員あの像を持っているんでしょうか。

2014/8/1付け
>邪神の像の話ですが、像が例の奇跡を起こすために作られた物だとすると、やっぱり不便ですよね。というか不自然だしあり得ない。この間、神殿の上階への移動や洞窟への侵入は、信者であれば信仰の力で自由に行えるんじゃみたいなことを書いたと思いますが、仮にそうだとした場合、邪神の像の力はハーゴンすら予想していなかったものなのではと考えたわけです。信者たちの偶像崇拝によって、像に彼らの信仰の力が宿り、像を使うことで信者でないものにも奇跡が起こせるようになってしまったみたいな。そして、そのことを北のお告げ所のじいさんが神により賜って、王子たちに教えたみたいな。

>しかしながら、リメイク版の信者のじいさんの台詞でこの説(というか妄想)はどうもだめなんですよね。FC版であればまだ大丈夫なのですが。

>となると、やはり像はたくさん存在すると考えるほかないのでしょうか? 鍵をたくさんばら撒いてるようなものなので、物騒極まりないと思うのですが……。

>というか、あのじいさんは教団の機密を何で敵にばらしてんだって話ですよねw



 教団がロンダルキアへの洞窟やハーゴン神殿2階への封印としてその神の力を借りることは当然、その解除の鍵が信仰というのも自然です。
 で、信仰と神像の関わりですが、信仰に、キリスト教の十字架や神道のお守り、仏教の数珠のような形あるものが伴うのも一般的であり、ハーゴン教団にとってはそれが神像というのもありえます。だから、洞窟に入るのには神像がいる、と。
 つまり、信仰と神像が不可分になっているという理屈です。
 ペルポイの老人が神像が必要とを語るのも、信徒でないと入れないという自慢みたいなものではないかと。
 そして、キーアイテムとしての「邪神の像」は、主人公たちが教団の幹部と思しき「魔術師」「祈祷師」「地獄の使い」らをいくら倒しても手に入らず、海底洞窟に赴く必要がある、ということも、並みの神像でも信徒にとっては十分だが、信徒でない主人公たちには、信仰を集めた神威あるものが(自らが信仰を持たないのを補うため)必要なのではないかと。

 それはハーゴンにとっては警備の穴だったかもしれませんが、問題の「邪神の像」は大海に隔てられ、乗り越えるのに月のかけらが必要な浅瀬に守られた海底洞窟の奥だから、無防備どころか厳重に守られていると言っていいでしょう。この程度は、物語として必要な穴じゃないかと。