続・アレフガルドの変遷

「アレフガルドの変遷」の続き



 ⅢとⅠの地形というか町やダンジョンの大半は重なっているので、逆に違っているものの方が面白いです。

 まず、妖精のほこら。精霊ルビスに仕えていた妖精から「雨雲の杖」を頂くところですが、Ⅰの時代にはなくなっています。代わりにあたりの毒の沼地が広がって、その沼地には「ロトのしるし」があります。
 これ、前に「ロトのしるし」について書いたのと符合します。沼地が広がっているのは、竜王の仕業ではないでしょうか?

 ただ、あの場所ばかりでなく、沼地の洞窟その他で毒の沼地が広がっているのは興味深いところです。

 もう一つが「ルビスの塔」と「雨のほこら」、まさしく同じ場所にあります。何があったのかわかりませんが、かつて塔のあった場所にある地下室(オリジナル版のⅠにはほこらのグラフィックがなく階段で代用していたせいですが)……「バビル2世」のバベルの塔ですか?

 Ⅲ勇者が「妖精のほこら」に「雨雲の杖」を返さずに代わりに「ルビスの守り」を預けていったらしいことも含めて、何か面白い事情がありそうです。

 そして、これは前二つに比べれば小さいですが、Ⅲのガライの家とⅠのガライの町は同じ場所にないのです。

メモ

ルビスの塔について
思えばあれが「下の世界」最初の塔であるはずで、Ⅱででてくる多くの塔(風・ドラゴンの角・大灯台・満月・ハーゴン城)の原型となるであろうことを考えると……どうなんでしょう。
2008/2/18(月) 午前 0:26