続「聖なる守り→ロトのしるし」と「ルビスの守り」

前の話。

 そこで、「聖なる守り」=「ロトのしるし」=「ルビスの守り」という設定を思いつきました。

 ところで、「ルビスの守り」というと、これを手に入れるのに必要なのが五つの紋章で、この紋章のありかを教えてくれるのが「山彦の笛」です。
 「山彦の笛」というと、Ⅲではオーブ探しに必要だった品。ならば、オーブと紋章は同じようなものなのではないでしょうか?
 しかし、オーブは6つ一組ですが、紋章は5つ一組。この差の1コが「ロトのしるし」で、オーブが6つ揃うとラーミアを呼び出せるように、紋章5コ+ロトのしるしで完全版「ロトのしるし」=「ルビスの守り」となり、精霊ルビスが呼び出せるというのはどうでしょうか。

 Ⅲでいつか恩返しすると約束したのに、なぜⅠではルビスは勇者を助けてくれなかったのか、というのはロト三部作の謎の一つですが、Ⅰのロトのしるしは不完全だからというのがこの説での答えになります。
 では、だれが「ロトのしるし」を破壊したのか? もちろん竜王です。だから「ロトのしるし」のカラクリを知っているひ孫は紋章を集めるよう助言するわけです。で、なぜ竜王が「ロトのしるし」を破壊したのかといえば、ルビスを呼び出したものの交渉決裂してしまったからです。

 さらに、Ⅰで石版に残された勇者ロトの遺言に、魔の島に渡るのに必要だった三つの物を三人の賢者に託した、というものがありますが、この三つの物とは何でしょう? Ⅰには確かに三人の老賢者が登場し、それぞれ「太陽の石」「雨雲の杖」「虹のしずく」を勇者に渡してくれるのでてっきりこの三つが例のものと思いがちですが、思えば「虹のしずく」は「太陽の石」と「雨雲の杖」から作るものです。
 実は、三つの物とは「太陽の石」「雨雲の杖」、そして「聖なる守り」で、「聖なる守り」を託されていた賢者は竜王がやってきたときに倒されてしまっていたのです(そのいざこざの跡が、Ⅲ時代より広がっている「ロトのしるし」のある沼地です)。

 お、結構うまくハマった。

※沼地うんぬんは、「こんなのっぱら」の管理人さんの発言を受けたものです('13/11/25)。