旅の扉(DQ2)

イメージ 1

 ドラクエ世界の便利なワープゾーン「旅の扉」、その実態を考察捏造するための資料です。
 旅の扉を中心にして、城や町・ほこらの位置関係を置き換えたものです。

 '09/4 図を微修正

 '09/4 追記
 思うに、現実の世界で旅の扉に性格のよく似たものは、空港(航空路線便)なのではないかと思います。
 まず、どうも移動できるのは人間だけで大きな貨物は入れないのではないか(ドラクエ4で馬車ごと移動できない点から)というのが一つです。次に、寄り道や途中下車の類ができない、点と点を結ぶだけのものであることです。三つ目に、長距離なのに移動に時間がかからないことです。四つ目に、容易には使えない点です。旅の扉はたいていカギのかかった扉で閉じられていますし、飛行機は運賃が高くて気軽には乗れません。

 さて、何にせよ交通機関であるからには、都市の発達や交通網に互いに影響を与えざるを得ないはずなのですが……。
 旅の扉は13ヶ所にありますが、
○都市にあるもの……3+1ヶ所(ローレシアデルコンダルベラヌール、南東の島(ザハン))
○交通結節にあるもの(小難しい言い方ですが、要は都市と都市の間にあって街道とかが通ってそうなところにあるもの)……2ヶ所(ローラの門・ムーンブルク西)
 まち関係ないじゃん。というか、結構まちから遠くて不便だよ(←言うことが変わっている)。3以降のような行き先が指定できる便利なルーラの代わりに全然ならない!

 実質(ゲーム上)、意味あるのはこの4点だろうか?
●ゲームスタート地点のローレシア旅の扉は、シリーズ最初の旅の扉として、どんなものであるかをプレイヤーに教育するとともに、孤島の町ザハンを印象付ける役目を果たして重要である。
ロンダルキアヘのルートとして
ベラヌールを発見させるルートとして(金の鍵なしでも使い物になるルートは、「聖なるほこら→炎のほこら→ベラヌール北のほこら」だけ)
○紋章への鍵となる、「炎のほこら」を印象付ける手段として
(このあたり、サイトCrownArchiveに教示をうけること大)

 えーい、旅の扉古代遺物論(これを通ってこの世界に人々は広がった)とか、
 1勇者とローラ姫は船ではなくて、聖なるほこらに旅の扉を作ってローラの門の地に上陸したとか
 旅の扉非常ルート説(危険な海のモンスターを避けるため、建設された)とか、
考えていたのにー!

'10/1/15追記
「聖なる祠」の旅の扉はいつの時代からあったのか、というのは気になる点です。もちろんゲーム画面上では3や1ではないんですが。あそこはどの時代もロトの紋章を持って来させる、ロト伝説にとても関わり深いところでもありますし。
例えば、3の冒険のあと姿を消した3勇者はあそこの旅の扉をくぐっていままでいけなかった新世界に降り立ったとか、1勇者もまたそこからやってきて、再び故郷ローレシアに戻って行ったとか……。